活版工の日常

内田印刷 業務日誌

 
2
4
6
7
11
12
13
14
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
27
28
29
30
09

樹脂版の作り方

樹脂版とは、簡単に言いますと、凸版です。
フレキソ印刷 凸版印刷は凸版、オフセット印刷は平版、グラビア印刷は凹版、
それぞれ印刷の方式によって使う版が違います。

今回は、凸版印刷機で使う樹脂版の作り方について簡単に説明いたします。

g002.jpg
まず版下です。凸ネガフィルムを作ります。

版下データの作り方は、通常オフセット印刷のデータ作成方法と同じです。
凸版用に絵柄を反転させたり、特別な事はしなくても大丈夫です。

Illustrator EPSフォーマット(必ずアウトラインをとりましょう)
InDesign PDFフォーマット(フォント注意、アウトラインをとりましょう)
その他 手書きの原稿、ポジフィルムなどからも製作可能です。

各データ入稿方法は、製版屋さんにご相談ください。

製版屋さんにデータ入稿後、凸ネガフィルム又は凸版印刷用で・・と注文すると
g013.jpg
この様に、反転されたフィルムが出力されます。
反転された文字の方が、膜面上(表)です。

凸ネガフィルムが完成したら、樹脂版製作開始します。

ここからは、自社で作成いたします。
g001.jpg
Model DX-A4
樹脂版製造機です。
A4サイズまでの樹脂版を製作可能です。

g003.jpg
これが樹脂版です。
(露光前の樹脂版は、光に弱いので、暗い場所で作業いたします。今回は撮影のため)

g004.jpg
使用する分、フィルムと樹脂版をカットします。
樹脂版は使用する面積によって、値段が決まります。

g006_20110908211501.jpg
露光
光を当てて、樹脂版に転写させます。
この時、樹脂版とフィルムの間に隙間が出来ると
ムラになてしまうので、上からビニールシートを乗せ、
真空にします。

g007jpg.jpg
露光完了
まだ凹凸は出来ていません。

g008pg.jpg
洗浄
現像液など特別な薬品は使用しません。
環境にやさしいですよ!!
ぬるま湯に漬け特殊ブラシで洗浄します。
自動洗浄部分に樹脂版を取り付け

g009.jpg
洗浄完了
凹凸が出てきました

g010.jpg
乾燥
水気を落とし
65度で10~15分乾燥させます。

g011.jpg
二度露光
これをする事でより硬い樹脂版が出来ます。

g012.jpg
完成
無駄な部分をカットして完成です。

g014.jpg
あとは、使用する部分のみカットして、メタルベースに
原稿に合わせて貼り付ければ、凸版印刷のハンコ完成

樹脂版は平版と違い面積によって値段が決まります。
絵柄、レイアウトにもよりますが、
絵柄が少ない場合、1箇所に集約して製版すれば、
版代も大分お安く出来ます。

データをご準備していただければ、凸ネガフィルム、樹脂版製作承ります。

樹脂版、凸版印刷、活版印刷に関してメールにてお気軽にご相談ください。

スポンサーサイト



Facebook Page
プロフィール

uchidainsatu

Author:uchidainsatu
東京で、活版印刷所を営んでおります

 
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 
 
バロメーター